映画『チョコレート・ドーナツ』について
おすすめ度★★★★
この映画は、U-nextの上位の画面に出てきて気になっていたところ、Lilicoさんが紹介していたので観ました。
1980年頃にアメリカでゲイのカップルが育児放棄されているダウン症児 マルコの養育を認められるか、という内容です。
観てよかったです。
主人公二人がマルコに対して愛を持って接し、マルコも学校も通わせてもらい、成長する様子、仕事を失ってまでも裁判でマルコと暮らせるよう法廷で戦う様子が描かれているので、観ているときにこの二人に共感するのですが、現実にこのような状況の方に接したときに自分が偏見を持たないようにできる自信は正直ありません。
性的マイノリティーを含めいろいろな立場の人がいる、親としての資格とは、子どもは生まれてくる環境を選べないが、安心できる環境で生活できるように社会はサポートする必要がある、等考えました。40年前にこのような裁判があってこそのアメリカの今なのですね。
私は親としての気持ちがあるのでかなり泣きましたが、うちの子ども達はそこまで感動してなかったかな。最後の歌のシーンが心に響きました。
おすすめ度★★★★にはしたのですが、大人向けの映画です。
このカップルの性的なシーンもあります。