映画『コッホ先生と僕らの革命』について
おすすめ度★★★★
サッカーに関する映画なので、観てみました。
サッカーに関する映画ではありますが、メインで描かれているのは
1874年当時のイギリスとドイツの関係ですね。
主人公はイギリス留学から帰ってきて、舞台となる学校の英語の先生として赴任します。
しかし、当時のドイツでは、英語を学ぶことに対しても、イギリスに対しても、イギリスで生まれたサッカーという競技に関しても抵抗があります。
また、当時は労働者階級の子どもは通う学校にも制限があったらしく、学校でも先生に差別され辛い目に合う場面も描かれています。また、一家の中での父親の権力がすごく強ことも分かります。
日本も明治時代には、同様だったでしょうけどね。
サッカーに関する映画ではありますが、サッカーそのものより19世紀末の世界史等をしたい方におすすめです。
暴力シーンや性的なシーンで気になるようなありません。